精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道

中学1年生の自分を苦しめたのは、同級生たちだけではない。担任の男性教師も問題があった。熱血教師で学校行事には真剣。もちろん、自分にも問題があるので、どちらが悪いとか決めたくない。第一印象では感じなかったが、1年生の頃の担任は、学年一怖い先生として有名だった。初めて叱られたとき、小学校のしんじ先生とは違ったジャンルの恐怖を感じた。怒りの感情を一定のスピードで流して、大声で叱る感じで、未知の恐怖だった。初めて叱られた理由は失念した。叱られた怖いことだけ記憶に刻まれた。

あるとき教室で、授業が相当嫌なときがあったのか、教科書を投げた。当然、熱血教師で授業魂を持っていたのか、先生の怒りを買った。手を引き、教室から引っ張り出され、教室のない部分の、他の生徒が見えないような場所で突き飛ばされ、膝が今まで経験した打撲では見ないくらい、真っ黒な色と赤い色と緑の色のあざができた。学年の教師ステーションで叱られた。

母親は、この怪我に「訴える」と言い出したが、自分はそれでも担任のことが好きだったので、学校に行かないという選択肢を取り、傷を治した。本当に面白くていい先生だったから。

担任は、英語を担当していて、英語の授業後半、時間が空けば、先生の身に起こった面白い話を聞かせてくれて、いつもそれが楽しみで英語の授業をがんばった。この頃から「誰のことも悪者にしたくない自分」がいた。