精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道

小学校4年生の終わり頃だったかな。クラスに、二卵性の双子の男子が転校してきた。きょうだいは他にも当時中学生の姉がいた。最初は弟のほうを好きになり、積極奇異の自分は近寄ってしまい、唸り声をあげられるくらい嫌がられた。しかも友人の「しの」に相談したのが運の尽き。目の前で耳打ちされ、クラス中に広まってしまった。「相談相手を間違えると噂になる」という教訓を、身を以て学んだ。

当時は、好きな人を相談するのに、相手を間違えると、あっと言う間に噂が広まってしまう。自分は元々、好きになると、すぐに周囲にばれ、学校中で好きである噂が広まり、ときには交際していてもいなくても、付き合っていることが学校中で話題になることもある。

双子の兄とは、5,6年生で同じクラスになり、好きになったこともある。自分の喋ることやすることを見て、笑って見つめてくれて、好きになった人に、初めて好「印象に思われた」と感じた。

しかし、失敗もあった。朝の服薬を忘れた日、空き教室でリコーダーを練習していた。リコーダーの中に溜まった唾を彼の手に噴射するという、いたずら以上の悪行をしてしまったのだ。服薬を忘れると、好きな人にさえそんな酷いことをしてしまう。当時の制御不能な自分を象徴する出来事だった。