紗彩をにらんだけど、紗彩は全く気がついていないようで、スマホをずぅっと触っている。手を動かせ‼ 手を‼‼ 掃除しろぉ〜‼‼
うう⋯⋯私の気も知らないで⋯⋯。
でも、紗彩はそういうヒトだ⋯⋯。人に情けを1ミリもかけないタイプ。
こんな人に相談なんてしても親身に「たいへんだったねぇ」とか、優しく言ってくれるわけないのに⋯⋯。
そして、そんな私にさらに追い打ちをかける紗彩。
「凛ちゃん、今回の小テスト、2位、だったっけ? 2位だよね~」
「この前まで1位だったし‼ アイツがきてから、な・ぜ・か‼ 1位とれなくなくなったんだってばあ‼‼」
私はぷくっとほおをふくらませて、カバンの中から恨めしい順位表を出した。こんなもの⋯⋯ぐちゃぐちゃにして捨てちゃいたい⋯⋯さすがにやらないけど⋯⋯。
2位、かあ⋯⋯。最近2って数字、なんかよく見る気がするな⋯⋯。男女混合リレーだって2位。作文コンテストも伴奏優秀賞も早食い競争も⋯⋯2位2位2位⋯⋯もう見飽きた。
1位を全部あの人にとられた。
なんとも言えない顔をした私をちらっと見て、視線をまたスマホに変えて言った。
「にしてもすごいよねえ。人気者、かっこよくて勉強も運動もできて⋯⋯あ、でも凛ちゃんのほうがすごいと思うけどね!」
うう⋯⋯私の気も知らないで⋯⋯。
でも、紗彩はそういうヒトだ⋯⋯。人に情けを1ミリもかけないタイプ。
こんな人に相談なんてしても親身に「たいへんだったねぇ」とか、優しく言ってくれるわけないのに⋯⋯。
そして、そんな私にさらに追い打ちをかける紗彩。
「凛ちゃん、今回の小テスト、2位、だったっけ? 2位だよね~」
「この前まで1位だったし‼ アイツがきてから、な・ぜ・か‼ 1位とれなくなくなったんだってばあ‼‼」
私はぷくっとほおをふくらませて、カバンの中から恨めしい順位表を出した。こんなもの⋯⋯ぐちゃぐちゃにして捨てちゃいたい⋯⋯さすがにやらないけど⋯⋯。
2位、かあ⋯⋯。最近2って数字、なんかよく見る気がするな⋯⋯。男女混合リレーだって2位。作文コンテストも伴奏優秀賞も早食い競争も⋯⋯2位2位2位⋯⋯もう見飽きた。
1位を全部あの人にとられた。
なんとも言えない顔をした私をちらっと見て、視線をまたスマホに変えて言った。
「にしてもすごいよねえ。人気者、かっこよくて勉強も運動もできて⋯⋯あ、でも凛ちゃんのほうがすごいと思うけどね!」
