白空と蒼い瞳 〜メガネカチカチ王子さまは実は恋の罠でした〜

次の日。太陽がキラキラと輝いていて、眩しい。青の匂いと、窓から入って来る涼しい風が私に夏の朝を知らせてくれる。


そんな美しい風景とは裏腹に私はぐったりとしていた。昨日、あんまり寝れなかったからだ⋯⋯。



昨日会ったことを思い出して顔が熱くなる。あ、あ゙ぁ゙~海辺のせいだあ⋯⋯。



よろけながらも教室に滑り込む。教室に入ってすぐ、紗彩が駆け寄ってきた。


「おはよ……」


「りんちゃん、たいへんだよっ」


紗彩が顔を真っ青にして私の胸に飛び込んでくる。


「へ? どうしたの」 


紗彩が震えながらも指を指す。その先をたどる⋯⋯ふぇっ⁉


その先には⋯⋯なんと、浜辺が私の隣の空席に座っていたのだ‼


「ちょ、なにやってんの⁉」


私たち、違うクラスですよね⁉


「あ、おはようございます、永瀬さん」


「うん、おは⋯⋯」