生徒会室を出てから私は途方に暮れていた。
結局、転入の手続きをできていない。
「んー…、どうしようかな……。」
とりあえず、雷飛に教えてもらった職員室に行くことにした。
やばい、分からなくなった。
一度、雷飛に教えてもらったから大丈夫だと思っていたのが間違えだったみたいだ。
広すぎる学校でひとりぼっち。
なんだか寂しくなって、制服の下につけている三日月のネックレスを握りしめた。
このネックレスは私のお守りだ。
母が使っていたもので、父が私に託してくれた。
このネックレスは小さい頃からの思い出がたくさん詰まっている。
そういえば、私は小さい頃、獣人の男の子5人と獣人の女の子1人、そして私の計7人でよく遊んでいた。
特に黒髪の獣人の男の子はよくいろんなところに連れて行ってくれた。
楽しかったな…。
ネックレス、出しておこう。
見えたほうが安心するから。
あれ、なにか大事なことを忘れてるような…。
ハッ!迷ってるんだった!
焦ってキョロキョロしていると後ろから声をかけられた。
「ねえ、そこのピンクの髪の子。なにかお困りごと?」
振り向くと綺麗な白色の髪の毛を腰のところまで垂らした綺麗な女の子が立っていた。
「あ、そうなんです…。迷っちゃって。」
そう言ってその子の顔を見ると大きな目をもっと見開き、瞳がこぼれ落ちそうになっていた。
「ね、ねぇ…。あ、あなた…お名前は?」
「わ、私ですか…?私は兎美海空です…」
すると女の子は何かをこらえたような顔になってしまった。
「だ、大丈夫ですか…!?ど、どこか痛むんですか…?」
女の子は顔を上げて私のネックレスを見たとき、ふわりと微笑んだ。
「やっぱり〝月の姫〟だ。久しぶり、海空。」
そう言ってその子は私を抱きしめた。
結局、転入の手続きをできていない。
「んー…、どうしようかな……。」
とりあえず、雷飛に教えてもらった職員室に行くことにした。
やばい、分からなくなった。
一度、雷飛に教えてもらったから大丈夫だと思っていたのが間違えだったみたいだ。
広すぎる学校でひとりぼっち。
なんだか寂しくなって、制服の下につけている三日月のネックレスを握りしめた。
このネックレスは私のお守りだ。
母が使っていたもので、父が私に託してくれた。
このネックレスは小さい頃からの思い出がたくさん詰まっている。
そういえば、私は小さい頃、獣人の男の子5人と獣人の女の子1人、そして私の計7人でよく遊んでいた。
特に黒髪の獣人の男の子はよくいろんなところに連れて行ってくれた。
楽しかったな…。
ネックレス、出しておこう。
見えたほうが安心するから。
あれ、なにか大事なことを忘れてるような…。
ハッ!迷ってるんだった!
焦ってキョロキョロしていると後ろから声をかけられた。
「ねえ、そこのピンクの髪の子。なにかお困りごと?」
振り向くと綺麗な白色の髪の毛を腰のところまで垂らした綺麗な女の子が立っていた。
「あ、そうなんです…。迷っちゃって。」
そう言ってその子の顔を見ると大きな目をもっと見開き、瞳がこぼれ落ちそうになっていた。
「ね、ねぇ…。あ、あなた…お名前は?」
「わ、私ですか…?私は兎美海空です…」
すると女の子は何かをこらえたような顔になってしまった。
「だ、大丈夫ですか…!?ど、どこか痛むんですか…?」
女の子は顔を上げて私のネックレスを見たとき、ふわりと微笑んだ。
「やっぱり〝月の姫〟だ。久しぶり、海空。」
そう言ってその子は私を抱きしめた。
