君の未来予想図

 まさかの僕の知ってる西園寺音だった。周りも言うように僕も不思議だった。こないだ家に来た音のお母さんも言ってなかった。どうして、なんで、、、
「ぉい、次、始めてくれ、、、えっと鈴宮、瀬名、聞いてるか?」
「ん、ああすみません。えっと神崎中から来ました、鈴宮瀬名です。吹奏楽部出身でコントラバス弾いてました。高校でも入ろっかなーと思っています。よろしくお願いします。」
座った瞬間前の席の彼女がすごい勢いで後ろを振り返った。一瞬目があったように感じたが、瞬きをした時にはもう前を向いていた。自己紹介中なのに前…なんで?以前の音ならそんなこと絶対しなかったのに。

 そしていつのまにか自己紹介は終わり、明日の連絡も終わり、放課後になっていた。
「せな、瀬名おい、聞いてるか?」
「ああ、ごめん、論どうした?なんかあった?」
「いや帰ろうと思って。それより今日のお前なんか変だぞ。もっといつもはシャキシャキしてるじゃんか。」
「まあいろいろあって、後で話す。ってか入学式の看板の前で撮るって論のお母さん言ってなかった?急がないとやばいんじゃね。」
「確かに、急げー。」