音のない世界で、君に恋をする。




【みおは神様に耳を取られた】





殴り書きでそう書いてあった。



二人は笑っていた。



悪気は無かったのかもしれない。



私が三人にたくさん迷惑をかけてるのは分かってた。



だけど、いつも笑顔だったから。



私が何度謝っても、“いいよ”って、言ってくれてたから。



三人を、信じていた。





その言葉は、真っ直ぐ胸に刺さった。





神様に、取られたーーー



私は、何か悪いことをしたの?



何かの罰を受けているの?



それから私は、できるだけ目立たないようにした。



頼らない。



甘えない。



必死に、人に迷惑をかけないように生きてきた。