冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

胸に手を当てて、異様に熱いぽっぺたを冷ますように手で仰いだ。


なに、これ…。



心臓が…どきどきして…苦しいのに…


全然苦しくない。むしろ…



心地いい…どきどきというか…


いたたまれない雰囲気に思わず目を逸らしてしまった。



だって…だ、って…



「……目、逸らさないで」



柊くんの瞳が…大人っぽくて、真剣で…


魅惑的で…びっくりしてしまった。



「む、無理…っ」


何で…っ


柊くんの瞳が見れない。



胸が…どきどきしすぎて…壊れちゃいそう、で…


慌てて顔を背けるとまだ柊くんの視線が痛いほど私に注がれていて、思わず顔を隠した。



「きょ、今日の柊くんどうしたの…っ何かいつもと…」