終わる世界で君と

「そういえば、晴夏クラス何組?同じではないよな」

「1組」

「まじか、俺6組。1番遠いじゃんかよー」

私の学校は1学年6クラスある。
そして一直線に教室が並んでいるため、端と端はかなり離れている。

「なんか好きなものとかないの?やっぱり人を知るには好きなものを聞くのが1番!」

「特にないかな」

「えー、なんでもいいよ。食べ物でもいいし趣味でもいいし…。俺は走るのとパスタが好き!」

「走るの好きとかすごいね」

「部活も陸上やってるんだよね。長距離だから特別足速いわけじゃないけど」

だからすらっとしていてスタイルがよく見えるのか。
そう勝手に1人で納得していた。

好きなもの。
昔はあった気がするけど、何にも思い出せないや。

「散歩、好きかも」

「散歩いいな!俺も音楽聴きながら走るの好きだし、それの歩くバージョンみたいな。共通点発見だ!」