芹沢くんは攻略不能





「これもう冷めてるかな?触ったらまずい?」



「大丈夫。」



芹沢くんはそう言って、濡れた布巾で鉄板を拭き始める。



私も隣で同じように布巾を動かした。



さっきまでお好み焼きを焼いていた鉄板には、ソースの跡が残っていた。



この汚れきれいに取れるかな?



「いやーほんっと今日めっちゃ焼いたね!まさかあんなに来ると思わなくてびっくりしたよ〜。
無事終わってよかったね!」



「…だな。」



芹沢くんが少しだけ笑ったような気がしたけど、気のせい?かな?