「完売だって!」 「まじ?!すご!」 クラスメートたちの声があちこちから上がった。 「みんなお疲れ様!それじゃ片付け始めるぞー!」 松井くんの声で、教室の中は一気に慌ただしくなった。 鉄板を拭く人、机を運ぶ人、ゴミをまとめる人。さっきまでの賑やかさが、少しずつ静かになっていく。 「あ、私鉄板片付けるねー!」 そう言って振り向くと_____ 「俺もそれやる。」 すぐ隣から芹沢くんの声がした。