芹沢くんは攻略不能




「…芹沢くんってさ。」



「なに。」



「意外と優しいね!」



そう言うと、芹沢くんは一瞬だけ動きを止めた。



「…別に。」



それだけ言って、またヘラを手に取ったその時だった。



「すいませーん!豚玉2枚と明太チーズ1枚くださーい!」



また新しいお客さんの声が教室に響いた。