芹沢くんは攻略不能





「明太チーズ4枚お願いしまーす!」



後ろからまた声が飛んでくる。



「え、うそ、今度は4も?!」



思わず芹沢くんの方を見ると、芹沢くんはすでに次の生地を流し込んでいた。



「ほら、手止まってる。」



「あ、うん!」



慌てて私も生地を鉄板に広げる。



ジュウッと音を立てて、生地が丸く広がった。



教室の中はソースの匂いと熱気でいっぱいだ。