「試作でやっただろ。」 「いや、でも私まだこんなんだし…。」 そう言いながらフライ返しを入れると、今度はさっきよりきれいに持ち上がる。 「ほら、できてる。」 芹沢くんがちらっと鉄板を見る。 「…さっきより全然いい。」 その一言に、なんだか少しだけ嬉しくなった。