「もう少し丸く。」 芹沢くんの声に、ヘラで形を整える。 「そう、それでいい。」 横を見ると、芹沢くんはすでに次のお好み焼きをひっくり返していた。 それにしても相変わらずきれいな丸い形…。 「芹沢くんほんと上手だね。すごいよ。」 思わず口にすると、芹沢くんは少しだけ肩をすくめた。