芹沢くんは攻略不能





文化祭が終わってから数日。



余韻に浸る隙も与えないかのように、昨日のホームルームでホッシーから恐ろしい言葉が飛んできた。



『…はい、てな感じで期末テストの日程も発表されたんで、みんなちゃんと勉強するように〜。』



クラスからはブーイングの嵐だったけれど、ホッシーは『俺が決めたんじゃないから責めるなよ〜、まっ、Bクラスのみんななら大丈夫☆』などと適当にあしらっていた。



「芹沢くんおはよう!」



「………おはよ」



文化祭の前と比べたら、挨拶を交わすことにも少し慣れてきた。