優愛は気になって仕方ないのか机に身を乗り出すみたいに、テーブルにぐっと近づいてきた。 「な、何もないよ!文化祭のあと、ちょっと話しただけ!」 「ふーん?ちょっとねぇ〜。」 優愛は昨日の出来事は全て知っているかのようなにやにやとした笑みを浮かべるばかり。 ちょうどそのとき、店員さんがケーキを運んできた。 「お待たせしました〜モンブランです。」 ふわっと栗の香りが広がる。 「やった!きたー!」 優愛が嬉しそうにスプーンを持った。