わたしだって如月さんみたいにパッチリ二重だったら、色白で肌が綺麗だったら、
整った顔立ちだったら、もっと背が高かったら。
自分に自信があったら、迷わずに応募するのに。
だけど現実は……如月さんの言う通り、わたしみたいな地味子じゃムリだ。
そんなの、自分が一番よくわかってる。
地味子と王子様じゃ分不相応なのは充分わかってるけど、憧れるくらいはいいよね?
いつかわたしもふたりみたいに輝ける日が来ることを夢
見るくらいはいいよね?
スマホの待ち受け画面にしている凛ちゃんと皇月先輩を見つめながら、心の中で自分に言い聞かせた。



