カワイイは最強!〜地味子のカワイイ・プロジェクト〜

「1年A組 月島 美夢です。よろしくお願いします」


わたしも自己紹介をすると、


「みゆちゃん?どういう字書くの?」


天野先輩が訊いてきた。


「美しい夢で“みゆ”です」


「へぇ~綺麗な名前だね~」


「そんなことないです…。わたしなんかに似合わない名前だから…」


「ストップ! “わたしなんか”って言っちゃダメだよ」


「…え…?」


その言葉、さっき皇月先輩にも言われた。


「これからは“わたしなんか”は禁句。自信を持ってプロジェクトに参加しなくちゃ」


「そんな、自信なんてないです! さっきも如月さんにブスって言われたばかりで…」


「だってさ、七星。どうするよ?」


わたしの言葉に、天野先輩が困ったように皇月先輩を見て言う。


「じゃあ、月島も一緒に連れてくか」


「よし、そうこなくちゃ!」


天野先輩は嬉しそうにパチンと指を鳴らすと、

「美夢ちゃん、行くよ」


そう言ってわたしの手を引きながら生徒会室を出た。


「え? ちょっとどこに行くんですか!?」


わけがわからないまま先輩についていく。


一体何がどうなってるの!?