カワイイは最強!〜地味子のカワイイ・プロジェクト〜

そう吐き捨てるように言ってさっさと歩いて行ってしまった。


“自分の顔、鏡で見てからにしなよ”


如月さんの言葉が胸に突き刺さる。


そんなの、わたしだってわかってるよ。


だけど、せめて遠くから見て憧れるくらい、いいじゃない。


スマホの画面に映る皇月先輩と凛ちゃんの笑顔が涙で滲んでいく。


思わずしゃがみこんで泣いていたら、


「……大丈夫?」


突然、頭上から声が聞こえてきた。


ビックリしてはじかれたように顔を上げると、そこにいたのは…


「……皇月先輩……?」


ウソでしょ…?


なんでこんなところに皇月先輩がいるの…?


「とりあえず、こっちおいで」


皇月先輩は、そう言ってわたしの腕を引いて歩き出した。


「ここなら、今誰もいないから」


そう言って案内されたのは、生徒会室だった。


ちょっと待って。これはなに? 夢?