17:25
「美玲…」
「雄太…」
約束の時間の5分前となり私は何事もなかったようにカフェに入り、雄太が座っている席へと進むと雄太が私に気付き声をかけてくれた。
「お仕事お疲れ様。」
そう言ってニコッと微笑むと雄太も優しく微笑み「ありがとう。」と返してくれる。
一見、周りから見ればラブラブなカップルに見えるこのやり取りも今は内心それどころじゃない。
雄太は今何を思ってる…?
小さく深呼吸をする。
今日、雄太に会えるのが嬉しくて仕事も頑張れた。
昨日の夜も明日はどの服を着て行こう、スカートか、ワンピースか…って悩んで…
雄太に可愛いって思って貰いたくて……
ダメ、泣きそう…
「美玲?」
「雄太…私、今日はもう帰りたい…」
