私自身の気持ち……?
紗彩が言うように伊月と彼は違う。
見た目や性格も正反対だけど、そこだけじゃなくて
きちんと見よう。
彼の事を信じても良いのか、私自身は彼をどう思うのか
「うん…」
真っ直ぐ2人の顔を見て頷くと2人は優しく微笑んで、
「雄太さんなら安心よね、美玲のこと大事にしてくれそう。」
「美玲、良かったね。幸せな恋愛をしようね。」
と声をかけてくれる。
何かもう付き合う前提みたいになってるけど…;
でも私の幸せを心から思ってくれる2人の気持ちが嬉しくて少し勇気を出してみようと思えた。
「よし…」
お店を出る前にパウダールームで軽く身だしなみを整え、そして最後にリップを塗り直しパウダールームを後にした。
「じゃぁ、また連絡してね〜」
「楽しんで来てね〜」
笑顔で手を振ってくる2人に私も笑顔で手を振り返し、彼との待ち合わせ場所へ向かう。
