そんなコンなで毎日修行中!

「今行くからな!」

 和真が気合いで足を大きく踏み出すと、ぐいっとわたしの腕をつかんだ。


「李胡、これを」

 和真が勾玉を首にかけてくれた瞬間、波が引くようにすーっと妖力が弱まっていった。


「和真、ごめんね」

 ボロボロになってしまった和真を見て、涙が次から次へとこぼれ落ちる。


「泣くな。李胡が無事で、本当によかった」

 和真がわたしのことをぎゅっと抱きしめてくれる。


「和真……ありがとう」

 和真の背に両手を回してぎゅっとつかむ。


 ごめんね……本当にごめんね。


「ほんとに……そういう考えなしなことをするのは、これからは慎んでよ?」


 康哉の声がした瞬間、パッと反射的に離れるわたしたち。


「ごめん、康哉」

「それから、白壁先生は長のところへ連れて行くけど。それでいいよね?」

 康哉が、わたしと黒瀬くんをチラッと見て確認する。


「うん」

「好きにしろ」