「……主語が抜けた。『お前が昔』好きだったから、だ。」
ちえっ。な〜んだ。
聖人だって好きだったくせに。
「…そういうお前はどうしてここに来たんだ。」
ぎ、ギクギクギクギクッッッ
背中がギクギクしすぎて動かなくなる。
「なんだ、ギクッて。怪しい…ニヤリ。」
うぅう〜。聖人がさっきの私と同じ表情になる。
も〜いいや。白状しよ。
「聖人が呼び出してきたから買ってこようと思ってあげたのよ。有難すぎる心愛様に感謝しなさい。」
私が白状すると、聖人の顔が化学反応のようにみるみる赤くなる。
「…心愛もか…。俺もだ。」
ふええっ!
聖人も、?
「あ、あっそ。何でそこまでするわけ?言っとくけど、私、聖人のこと大嫌いだからっ!」
恥ずかしすぎてつい本心とは正反対なことを言ってしまった。
でも聖人は私の目をしっかりと見据えている。
「これから俺を好きにさせる。関係ない。」
ああ。たぶん、今の聖人に何を言ってもムダだ。
聖人の頑固さは私が一番知っている。
もうどうなってもいい。全部、教えよう。
「私、嬉しいよ。」
「…は?」
私の一言目に、聖人が眉をひそめる。
「聖人に好きって、言ってもらえて。本当に嬉しい。私もね…、」
「…。」
聖人は黙って私の話を聞いてくれる。
「私も、ずうっとずうっと聖人のことが好きだったよ!」
聖人が息をのむ。
「聖人がお見送りに来なくたって。私を避けたって、私は、聖人のこと、好きだったんだよ…?」
聖人が何かを喋ろうとする。でも、声になっていない。
だけど私には分かる。聖人が口を動かすだけで、何を言おうとしているか。
『まじか。嬉しい。』
聖人の口は、確かにそう言っていた。
私もだよ。私も、本当に嬉しい。
ちえっ。な〜んだ。
聖人だって好きだったくせに。
「…そういうお前はどうしてここに来たんだ。」
ぎ、ギクギクギクギクッッッ
背中がギクギクしすぎて動かなくなる。
「なんだ、ギクッて。怪しい…ニヤリ。」
うぅう〜。聖人がさっきの私と同じ表情になる。
も〜いいや。白状しよ。
「聖人が呼び出してきたから買ってこようと思ってあげたのよ。有難すぎる心愛様に感謝しなさい。」
私が白状すると、聖人の顔が化学反応のようにみるみる赤くなる。
「…心愛もか…。俺もだ。」
ふええっ!
聖人も、?
「あ、あっそ。何でそこまでするわけ?言っとくけど、私、聖人のこと大嫌いだからっ!」
恥ずかしすぎてつい本心とは正反対なことを言ってしまった。
でも聖人は私の目をしっかりと見据えている。
「これから俺を好きにさせる。関係ない。」
ああ。たぶん、今の聖人に何を言ってもムダだ。
聖人の頑固さは私が一番知っている。
もうどうなってもいい。全部、教えよう。
「私、嬉しいよ。」
「…は?」
私の一言目に、聖人が眉をひそめる。
「聖人に好きって、言ってもらえて。本当に嬉しい。私もね…、」
「…。」
聖人は黙って私の話を聞いてくれる。
「私も、ずうっとずうっと聖人のことが好きだったよ!」
聖人が息をのむ。
「聖人がお見送りに来なくたって。私を避けたって、私は、聖人のこと、好きだったんだよ…?」
聖人が何かを喋ろうとする。でも、声になっていない。
だけど私には分かる。聖人が口を動かすだけで、何を言おうとしているか。
『まじか。嬉しい。』
聖人の口は、確かにそう言っていた。
私もだよ。私も、本当に嬉しい。



