チョコレートよりも甘い、キミの溺愛

教室に入ると、楓は人に囲まれ、私と離れてしまった

楓とはなれちゃったな...

しょうがないよね、勉強でもしようかな...

そう思って勉強し始めたけどやっぱり楓が気になって集中できない

「はぁ...」

そう、ため息をついたときだった

「なあ、東雲って桜宮と付き合ってんの?」

ある一人の声が教室に響いた

え...?

私と楓が付き合ってる...?

そんなわけないない!

それは私の夢だよ...

多分、叶えられないだろうけどね

それに私と楓が付き合ったら楓の評価が下がっていく一方だよ

でも、こんな事言われるのも私が毎朝起きられないからだよね...


「ううん、違うよ」


ズキッ

楓がそう言うと、自分でそう返ってくるとわかっていたはずなのに、私は心が痛んだ

「ふーん、じゃあ好きな人いるの?」


次は女の子が楓に聞いた

楓の好きな人...

わかんない、誰なんだろう?

でも、一つだけわかるのは好きな人は私じゃないこと


「いるよ」

あぁ、やっぱりこんな可愛い子たちに囲まれている楓には好きな人いるよね...

どんな時よりも胸が痛い...