ゴールデンウィーク。
加戸とは、毎日LINEしていた。
『暇すぎ』
『宿題やった?』
『やってない』
『終わってる』
いつも通りのやりとり。
いつも通り、ちょっと笑える会話。
だから、寂しくなんてないはずだった。
なのに。
夜、スマホを置いたあと。
なんか、足りない。
トーク画面を開く。
文字はある。
会話もある。
でも——
顔が見えない。
学校では、
笑う顔も、ちょっとふざける顔も、
真面目に話すときの目も、全部見れてたのに。
今は、文字だけ。
「……会いたいな。」
小さくつぶやいて、自分でびっくりする。
会いたい、じゃなくて。
顔が見たい。
その違いに気づいたとき、
胸の奥がじんわり熱くなった。
ただLINEしてるだけじゃ、足りない。
声じゃなくて、
文字じゃなくて、
ちゃんと目を見て話したい。
——あ。
もしかして。
これって。
好き、ってこと?
認めた瞬間、
スマホが急に特別なものに見えた。
画面の向こうにいる人に、
早く会いたいって思ってる自分がいる。
ゴールデンウィークが、
こんなに長いなんて知らなかった。
加戸とは、毎日LINEしていた。
『暇すぎ』
『宿題やった?』
『やってない』
『終わってる』
いつも通りのやりとり。
いつも通り、ちょっと笑える会話。
だから、寂しくなんてないはずだった。
なのに。
夜、スマホを置いたあと。
なんか、足りない。
トーク画面を開く。
文字はある。
会話もある。
でも——
顔が見えない。
学校では、
笑う顔も、ちょっとふざける顔も、
真面目に話すときの目も、全部見れてたのに。
今は、文字だけ。
「……会いたいな。」
小さくつぶやいて、自分でびっくりする。
会いたい、じゃなくて。
顔が見たい。
その違いに気づいたとき、
胸の奥がじんわり熱くなった。
ただLINEしてるだけじゃ、足りない。
声じゃなくて、
文字じゃなくて、
ちゃんと目を見て話したい。
——あ。
もしかして。
これって。
好き、ってこと?
認めた瞬間、
スマホが急に特別なものに見えた。
画面の向こうにいる人に、
早く会いたいって思ってる自分がいる。
ゴールデンウィークが、
こんなに長いなんて知らなかった。


