「ここのドアの先に、社長様と、フラネルさん達がいらっしゃいます!」
とにこにこで言う女性。
社長様というのはたぶんおじいちゃんの事だろう。
フラネルさんというのはたぶん、私が守らなきゃいけない人達なのだろう。
す、少し緊張するな、、
そう思っていると、
「自分のタイミングで入ってもらって大丈夫ですからね!」
「あ、は、はい、ありがとうございます、!」
と、心を呼んだかのように喋ってくれた女性。
こ、この人何者なんだろう、
考えている暇もなく、鼓動は徐々に早くなっていき、少し手汗もかいてきた。
緊張しない、緊張しない、
そうずっと心に思い聞かせているが、収まってくれる様子はない。
「ごめんなさい、まだ心の準備できてなくて、」
「全然大丈夫ですよ!最初は緊張しますもんね!」
とっても優しく答えてくれた。
今の女性の言葉で少し安心できた。
よし、今だ、!
「失礼します、!」
そういうと同時に私はドアを開けた。
