「ゾーイもかい!?嬉しい!じゃあ、2人で隠れてしまおう!今すぐ別荘に移動だ!転移魔法で!」 「ちょちょちょちょーい!」 また軽く上を来ちゃったー! キラキラと目を輝かせるルーカスに、私は慌てて両手を左右に振った。 あわやヴァレンタイン公爵家の別荘に誘拐されかけた私だったが、なんとかルーカスを落ち着かせてことなきを得た。 ルーカス。やはり一筋縄ではいかない。 なんて、愛が重い男なんだ。