婚約者の愛が重すぎるのでわからせようと思います!




「ゾーイが仕事はおしまいと言ったんじゃないか。一緒にいたいともね」

「言ったけど、まさか頷くとは思わないでしょう?それに確かに一緒にいたいとは言ったけど、だからと言って急にどこかに2人っきりでいたいとまでは…」

「頷くさ。他でもない俺のゾーイの願いだからね。それに俺はいつでも君と2人がいいんだ。本当は世界から君を隠したい」

「…っ!」



焦がれるようなルーカスの瞳に、心臓がドクンッと大きく波打つ。

なんてこった。
どんなに頑張っても、それをルーカスが軽く超えてしまう。
その上こうやって、ドキドキさせられていつも通りになってしまうとは…。

いや、諦めないで!ゾーイ・アシュレイ!
ルーカスに愛の重さをわからせてやるのよ!



「私だってルーカスを隠したいよ!世界から!」



同じことを言えばルーカスもさすがにわかるはず!と顔を真っ赤にしてそう叫ぶと、ルーカスは目を丸くした。

どうだ!さすがに重いでしょう!?