空はまだ薄く白んでいるだけで
朝というには少し早かった。
冷たい空気が静かに流れていて
開いたままの窓からは
白い息が薄く消えていく。
玲央は眠そうに目をこすりながら
いつものように隣を見る。
天音家の窓も、カーテンも開いたまま。
でも、部屋の中は静かだった。
昨日のことを思い出す。
月乃『明日、早く起きる!』
玲央『ほんとか?』
月乃『ほんと!』
あんなに自信満々に言っていたのに
やっぱり起きていない。
玲央は窓枠に肘を乗せながら
小さく息を吐いた。
玲央「つきのー」
返事はない。
玲央「朝だぞー」
静かなまま、カーテンだけが少し揺れる。
もう一回だけ呼んでみる。
玲央「おーい」
もぞり、と布団が少しだけ動いた気がした。
でも、それだけだった。
玲央はしばらく待ってみる。
でも結局、起きる様子はない。
玲央「……行くか」
半分呆れながら窓を閉めた。
月乃が隣に来てから、もうすぐ一年。
分かってきたことがある。
月乃は、本当に朝が弱い。
玲央は渋々階段を下りて、玄関を出た。
冷たい朝の空気が頬に触れる。
朝というには少し早かった。
冷たい空気が静かに流れていて
開いたままの窓からは
白い息が薄く消えていく。
玲央は眠そうに目をこすりながら
いつものように隣を見る。
天音家の窓も、カーテンも開いたまま。
でも、部屋の中は静かだった。
昨日のことを思い出す。
月乃『明日、早く起きる!』
玲央『ほんとか?』
月乃『ほんと!』
あんなに自信満々に言っていたのに
やっぱり起きていない。
玲央は窓枠に肘を乗せながら
小さく息を吐いた。
玲央「つきのー」
返事はない。
玲央「朝だぞー」
静かなまま、カーテンだけが少し揺れる。
もう一回だけ呼んでみる。
玲央「おーい」
もぞり、と布団が少しだけ動いた気がした。
でも、それだけだった。
玲央はしばらく待ってみる。
でも結局、起きる様子はない。
玲央「……行くか」
半分呆れながら窓を閉めた。
月乃が隣に来てから、もうすぐ一年。
分かってきたことがある。
月乃は、本当に朝が弱い。
玲央は渋々階段を下りて、玄関を出た。
冷たい朝の空気が頬に触れる。
