僅かな距離

その下には、もう一枚画像が添付されていた。

陽依は思わず息を止める。

写っていたのは昨日の写真だった。

月城と陽依。

階段で向かい合って話している写真。

少し角度が違うだけで、また別の日のようにも見える。

その写真の下には文字が添えられていた。

『来なかったら次はこれ使うから。』

陽依の視界が揺れた。

スマホを握る力が抜けそうになる。

どうしてここまでされるのか分からなかった。

何をしたというのだろう。

誰かを傷つけた覚えもない。

誰かのものを奪った覚えもない。