僅かな距離

学校へ向かう道はいつもと同じだった。

見慣れた住宅街。

見慣れた交差点。

見慣れた景色。

なのに今日は全部が遠く感じる。

周りの人たちは普通に歩いている。

普通に笑っている。

普通に学校へ向かっている。

どうして自分だけこんなに苦しいんだろう。

そんなことばかり考えていた。