日常って難しい

それは文化祭の前日の事でした。

塾から帰宅して早々、母に塾からの帰りが遅いと説教をされ、殴られ叩かれ
2時間ほどだったと思います。

その当時、塾には友人と通っており帰り際に10分ほど話してから帰宅するのが日課でした。

その日もさほど普段と時間は変わらなかったと思います。

そして、説教を受けている間
ピッくんの方をたまに見つめ、後で癒してもらおうと考えている時でした。

ふと、ピッくんの様子がおかしい事に気が付いたのです。

最初は横たわって寝ているかと思っていましたが
お腹付近が全く動いていなかったのです。

しかし、余所事を考えたり口に出したりすると
母は余計に癇癪を起こすので、説教が終わるのを待ち
その後ピッくんに触れると冷たくなっていました。

私は母にピッくんが息を引き取ったと報告すると

「あんたが殺した。あんたが悪い。」

と、心無い言葉を言われました。

勿論、私はピッくんのお世話を怠った事などもなく
寿命的にも長生きな方でした。

きっと、母は説教後の憤りを収めれていなかったんでしょう。

後日、祖父母の家の庭に穴を掘り
ピッくんを埋めて、そこに木のプレートで

「ピッくんのおはか」

と書いて手を合わせて終わりました。


その頃からでしょう。
私がより一層、母に対して憎悪の感情が出てくるようになったのは
今でもその感覚は鮮明に覚えています。


それから少し時が過ぎ、中学3年生の冬前の事です。

私は当時Twitterで知り合った同じ地元の先輩と知り合いました。
中学も一緒で、お相手は高校2年生で歳上の男性でした。

仮にそのお相手の名前をAとしましょう。

Aは筋肉質で身長も高く、車や乗り物が好きな方でした。

知り合ってから、2回ほど会い直ぐに打ち解けて
Aからの告白でお付き合いする事になりました。


初めてのデートは電車で隣町のゲームセンターに行きました。

お互い、緊張しており手を繋ぐ時に

「手汗酷かったらごめん!」

って言い合いながら、笑いあったりしました。


いつもデート終わりは家の近くまで送ってってくれて
当時は、自慢の彼氏だと周りの友人たちに話したりしたものです。