遠い遠い君。

撮影が始まる時、カメラの邪魔にならなない場所でよく見えるからとそこに座って暁さんの歌を初めて聞いた。



昨日は男性はみんな太陽のように笑うのだと気づいたと思っていた。
けれど私は間違えていたみたい。



夏のジリジリ汗ばむ気温、高い青空、そして本物の太陽がいる中で彼の存在、笑顔は何より太陽のようにみんなを引き付けていた。



小林さんは私の冷たい心の奥に温かい光を差し込ませた。




「どう?俺たちの歌」

「クラシック以外の音楽は初めて聞きましたが⋯とても心に響く歌ですね」


「そりゃよかった!」