遠い遠い君。


「ん、?その頬どうした?」


メイクで隠しているはずの頬を触られ思わず痛みが走った。



「っ⋯なんでもありません」


「そっか、悪いな勝手に触って」



良かった⋯。


ヒリヒリと痛みの強い頬に触れたてはとても、温かかった。





「あーそうだ、あのーあれだ」



内容が見えなくて首を傾けると彼はまた太陽のように笑った。



「せっかくだから最前列で見てくれよな」