遠い遠い君。

「おはようございます
お母様
今日は先生に呼ばれましたので学校に行ってまいります」


「ふん、いなくて結構よ」


そんなこと言って勝手に行ったらそれにも文句を言うんでしょう?そんな言葉は飲み込んで頭を下げ家を出た。



外に出ても家の空気が私を包み込んで重くなる。



私はあの家から逃れられない。


朝7時、学校へ着くともう周りには撮影機材などを用意し始めてる方たちがいた。



門の近くにいると車が1台入ってきて扉が開いた。



「おはよ!文乃
休みなのにわりーな」


「どうせやることは勉強くらいですからお気なさらず」