ガチャガチャと音を立たせながら気合いを入れ直してトレイを引く。
ピクリともしない。
どういうこと?
イライラしてきて、半ばキレながらマニュアルを思い出す。
次は電源を入れ直してみた。
再起動すれば直るかもしれない、という淡い期待を抱きながら。
しかし。コピー機の赤ランプは相変わらず点灯していて、なんなら『知りませんけど?』みたいな顔をしている。
タッチパネルさえもバグっているのか真っ暗。
私はこめかみを押さえた。
「言うこと聞こうね〜」
と、自分でもゾッとするような声色でヤツにそっと語りかけてみる。
しかしコピー機は沈黙。金属の巨体はびくともしない。
もうここまで言うことを聞いてくれないのなら、仕方がない。こんなことはしたくなかったのだが。
よく昔のテレビで見た光景。
バシッ!!!
思ったよりいい音がした。
静まり返るフロア。
急に静かになったので、自分に注目が集まっていることは感じ取れた。
ヤバい。めちゃくちゃ笑われている。
赤ランプは、当然だがなにも変わらない。
今日は厄日かも────
ピクリともしない。
どういうこと?
イライラしてきて、半ばキレながらマニュアルを思い出す。
次は電源を入れ直してみた。
再起動すれば直るかもしれない、という淡い期待を抱きながら。
しかし。コピー機の赤ランプは相変わらず点灯していて、なんなら『知りませんけど?』みたいな顔をしている。
タッチパネルさえもバグっているのか真っ暗。
私はこめかみを押さえた。
「言うこと聞こうね〜」
と、自分でもゾッとするような声色でヤツにそっと語りかけてみる。
しかしコピー機は沈黙。金属の巨体はびくともしない。
もうここまで言うことを聞いてくれないのなら、仕方がない。こんなことはしたくなかったのだが。
よく昔のテレビで見た光景。
バシッ!!!
思ったよりいい音がした。
静まり返るフロア。
急に静かになったので、自分に注目が集まっていることは感じ取れた。
ヤバい。めちゃくちゃ笑われている。
赤ランプは、当然だがなにも変わらない。
今日は厄日かも────



