「行ってきます」
「行ってらっしゃぁい」
実を言うと私、先生に質問するのが得意ではない。先生って、性格はいい人ばっかりだけど、何というか、威圧感があるんだよね。でも、生活に関係する事だもん、頑張らなきゃ。
(早送り)
「2年B組の天石咲希です。あの、先生。聞きたいことがあるんですが、お時間ありますか」
「……いいですよ。天石さんは転校生ですし、分からない事がいっぱいありますでしょうから、遠慮なく聞いていいです」
ふぅ。私は深呼吸をして、先生を真っ直ぐ見つめた。
「寮生活に関係するお話で。私って、いつから、女子寮に住む事になるんでしょうか」
「あぁ。寮ね寮ね。実は天石さん!ほんっとうにごめんなさい。女子寮が、もう残りがないの。だから、」
急に先生の目の色が変わる。嫌な予感がする。
「男子寮に入ってもらえないかしら?まあ、男子とは基本あんまり接さないと思うのよ。全ての生活用品が男女別々だから心配しないでね。そのグループが、『grow』よ。知ってる?」
「は、は、はい、知ってます。(私も女子ですが)女子から絶大な人気を得ている」
「growの子達は、確かに礼儀正しいんだけれども、個性が強すぎて、疲れちゃうかもしれない。先生から言っておきますね」
「それはつまり、カオス、ということで?」
「ふふっ、そうよ。でも大丈夫!また聞きたい事があったらどうぞ」
爽やかに言い残して先生はパソコンに向かい直した。もう聞いても聞いてくれなさそうだったので、私はその場を後にした。
「行ってらっしゃぁい」
実を言うと私、先生に質問するのが得意ではない。先生って、性格はいい人ばっかりだけど、何というか、威圧感があるんだよね。でも、生活に関係する事だもん、頑張らなきゃ。
(早送り)
「2年B組の天石咲希です。あの、先生。聞きたいことがあるんですが、お時間ありますか」
「……いいですよ。天石さんは転校生ですし、分からない事がいっぱいありますでしょうから、遠慮なく聞いていいです」
ふぅ。私は深呼吸をして、先生を真っ直ぐ見つめた。
「寮生活に関係するお話で。私って、いつから、女子寮に住む事になるんでしょうか」
「あぁ。寮ね寮ね。実は天石さん!ほんっとうにごめんなさい。女子寮が、もう残りがないの。だから、」
急に先生の目の色が変わる。嫌な予感がする。
「男子寮に入ってもらえないかしら?まあ、男子とは基本あんまり接さないと思うのよ。全ての生活用品が男女別々だから心配しないでね。そのグループが、『grow』よ。知ってる?」
「は、は、はい、知ってます。(私も女子ですが)女子から絶大な人気を得ている」
「growの子達は、確かに礼儀正しいんだけれども、個性が強すぎて、疲れちゃうかもしれない。先生から言っておきますね」
「それはつまり、カオス、ということで?」
「ふふっ、そうよ。でも大丈夫!また聞きたい事があったらどうぞ」
爽やかに言い残して先生はパソコンに向かい直した。もう聞いても聞いてくれなさそうだったので、私はその場を後にした。

