強制入院

 著者は疫病の検査を受け、鍵のかかる部屋につれていかれた。そこは個室だった。
 洋式トイレがあった。トイレは流すボタンが部屋にあり、自分で流すことができ、手も洗えた。
 マットがあり、布団があり、枕がっあった。
 そこでベルトを脱げと言われた。脱いだ。「時計は?」ときいた。著者は腕時計をしていたのだ。腕時計もだめだ、と言われた。
 この時も著者は冷静だった。すぐ出られるものと思っていたのだ。
 夕食がまだだった。親が買ってくるといった。親に夕食を買ってきてもらい食べた。
 ドアはしめられ、一人だった。ドアは内側からは開けられない。テレビもなく何もすることがなかった。マットは寝心地が悪かった。
 朝起きると、朝食が来た。看護師がドアを開け、持ってきた。昼は昼食、夜は夕食があった。
 ドアの反対側には格子と強化ガラスがあり、その向こうは通路になっていた。そこで診察があったり、看護師がお茶や水を持ってきたりした。
 ティッシュはなかった。看護師がトイレットペーパーを使ってくれといった。