強制入院

 とうとう病室に移されることとなった。鍵のかかる部屋を出られるのだ。著者は喜んだ。
 著者はドラマに出てくるような大部屋を想像した。しかし、病室は個室だった。明るく清潔な感じだった。
 鍵は内側からかけられ、出入りは自由だった。
 入ってすぐ洗面台があった。
 ドアと反対側に窓があり、少しだけ開けられた。カーテンがかかっていた。
 ベッドがあり、タンスがあり、エアコンがあり、トイレがあった。トイレは洋式で、個室で鍵がかけられた。
 タンスには鍵のかかる引き出しがあった。そこに貴重品などを入れるのだ。
 玄関にはカーテンがあった。
 冷房がきいていて、寒かった。
 テレビはなく、何もすることはなかった。
 食事はホールですることになっていた。