佐倉くん、好きじゃないのにその気にしないで

とはいえ……佐倉くんとは、気まずい。
……はあ……、熱、治そう……。

目を瞑って、眠りそうになっていた時。
__ピンポーン。

家のチャイムが鳴った。
宅配便……?

居留守するわけにもいかず、玄関へ向かう。
クラクラする……。

ぼーっとしながらドアを開ける。
「は、い……なんでしょ……」

……あ、力が……。
ガラリと視界が歪む。
意識を失う寸前、佐倉くんの顔が見えた。

そんなわけないのに……。
私、佐倉くんのこと考えすぎたよ……。

そこで意識が途絶えた。