不良後輩のもとへ行くと「水瀬先輩、身長変わってないですね。逆に縮んだんじゃないですか?」とあおられ、水瀬はキレて。
職員室に突撃すると、生活指導教師がすっ飛んできて説教をかましたおかげでカツラにしか目がいかず。
ダメ元に校長室に忍び込んでみると、猫を愛でていた校長と遭遇して愛想笑いと苦笑いを混ぜたような微妙な表情をすることになり。
水瀬のクラスメートにも聞いたが有力な情報は得られなかった。全部空振り。
「ねえこれ、委員長って可能性ない?」
「さすがにないだろ。委員長だぞ」
とは言いつつも、結局は来てしまった。昼休みの風紀委員室は活動している生徒がたくさんいて、わりと騒がしい。
「あ、水瀬くん。ちょうどいいところに」
入ってすぐ、委員長と鉢合わせ。ドア付近で待っていたらしい。なにか話でもあったのだろうか。
「委員長、俺の学生証知らない?」



