「あなたたちって、わりと社交的ですよね?」
告白騒動があった翌週の月曜日の昼休み、見回りに行く前のことである。
呼び出されて部屋の端に移動すると、いつかの昼休みに呼び出されて言われたような唐突な言葉をまたもや委員長が発していた。
これくらいなら意味は通じるが……せめて背景くらい説明してから話してくれ。
「あ、うん。当然じゃん!」
相変わらず即答したのは水瀬である。
即答の水瀬というあだ名を付けてあげたくなるな。
委員長は俺の意見はそこまで重視していなかったようで、水瀬の肯定を聞くと、頷いた。
……委員長、そこは俺にも聞いてほしかったんですけど。水瀬の返答を即ひっくり返してやりますから。
「ならちょうどいいですね。あなたたちには、玲央――じゃなくて、御影くんっていう1年生の子の勉強を見てあげてほしいの」
御影くん。1年生ということは、俺たちの後輩か。



