「水瀬くん、うるさいです。……えっと、私も、一ノ瀬さんがかわいいのは知ってます……」
視線を落として、ためらいながらも委員長は続ける。
「一ノ瀬さんは、ヘアアレンジも上手ですし、メイクも素敵ですし……自分の魅力を分かっているからこそ、こうしているんだなって思います」
「そう! そうなの! ウチはストレートヘアよりもちょっと巻いてた方が似合うし、ナチュラルメイクよりも派手めなメイクの方が似合うんだよね〜!
それに、スカートの長さもバランス見ながら考えてて……あ、よかったら朝倉さんにも教えてあげるよ!」
さっきの暗い様子から一転、もとのポジティブさを取り戻したギャル先輩。切り替えが早いな。
「朝倉さん、髪すーっごく綺麗だし、首も綺麗だからアップヘアとか似合うと思う! あと、脚細いから、もう少しスカート短くしたらかわいいと思うんだよね〜」
「そうですか?」
「そうそう! あとは、もう5センチくらい身長が高かったら――」



