今日も風紀は乱れている




「でも、直してもらわないと委員長とかに報告しなくちゃいけなくて……」

「委員長って朝倉七海だっけ? アサナナなんて怖くないよ〜、身長差知ってる? 20センチもあるんだよ〜?」



この先輩、水瀬みたいなこと言ってる……しかも、水瀬は全力で同意してるし……。



「だから、最悪アサナナ呼ばれても大丈夫――」

「私がどうかしましたか?」



ここで登場、朝倉委員長。絶妙なタイミングでやってきた委員長は、ギャル先輩に近付いた。



「私が、どうかしましたか?」

「……ひっ。ど、どうもしてないです……」


「そうですか。水瀬くん――はなにもなさそうですね。篠原くん、今日はなにかありましたか?」

「ちょっと委員長、なにそれ!?」

「俺は……今、ギャル先輩にスカート丈を直してもらうように頼んでたとこなんですけど」



ギャル先輩?と首をかしげたのでユア先輩だということを伝えると、委員長はばっとギャル先輩の方を見た。