今日も風紀は乱れている




俺的には短くなくなるのは惜しいが、それはそれで見てみたいような――なんて、俺はなにを言ってるんだ?



とにかく、俺たちは今日もギャル先輩のもとへ行き、いつもと同じようにスカートを直してもらうように頼み、先輩は直して――



「え、ごめ〜ん、それは無理〜」



くれなかった。



「一応、理由聞きますけど……なんでですか?」

「ウチらの中では常識なんだけどさ、スカートの丈の長さってね、今日の体力の残量を表してるんだ〜。短ければ短いほど残ってて、長ければ長いほど残ってない、みたいな感じ〜」



……絶対後付けだろ。


それに『短い方が残っていなくて、長い方が残ってる』っていうふうにした方が分かりやすいと思うんだが……なるほど、今日の体力の残量を表しているのか。それは知らなかった。



「だからさ、スカートの長さって結構大切なんだよね〜。これだけは一ノ瀬ユアとしても、女子としても許せないっていうか〜」