「不良後輩、それを俺に言うな」
「篠原くん……思ってたよりもひどいですね」
それぞれの反応を見てため息をついた。
すると、『ため息をつきたいのはこっちだ』と言わんばかりにあきれた顔をした三人。
「聞いておきますけど、どうやって勉強してるんですか? ていうか篠原先輩って勉強してますか?」
「してるに決まってるだろ。テストの一ヶ月前から1日四時間、問題集とか教科書の問題とかちゃんとやってるからな」
「そこまでやってこの成績ですか、むしろ才能ですね」
「うるせえ」
黙っとけあおりマン。てるてる坊主ととんかつで成績取れるんだったらやってるわ。
そんな不良後輩の横では、委員長があわれみの表情をしている。
「篠原くん、これってもはや見回りのせいとかじゃないですよね……生まれ持った性質というか、運命ですよね……」



