驚きすぎて感覚が麻痺しているが、そうか、同居か……
「は!? 同居かよ!? 納得だけど納得できねえな!?」
「玲央、なにそれどういうこと聞いてないんだけど!? なんで俺に言ってないわけそういうのは許可制だろ!?」
「先輩たちと会う前からの話なので」
「どういう出会い!? どういうきっかけ!? ねえ、玲央!」
「もっ、もういいです! 説明しなくていいです! これは私がいないときにどうぞ!」
「次、玲央が見せてください!」と委員長が言ったが、不良後輩は涼しい顔で「俺、風紀委員じゃないですけど」と受け流す。不良後輩の方が一枚上手だ。
「まあ、対比効果で水瀬先輩の成績をより低く感じさせるためにも一応見せますね」
そう言って開いたからには自信があるのだろうと思ってたしかめると、その自信のとおりだった。
英語と数学は4、それ以外はすべて5。



