百花の印

「ではただいまより、雪花選びを始めさせていただきます。」
女官長の周冥冥(しゅうめいめい)が雪花選び開始の合図をする。
【雪花選び】・・・まだ未婚の皇子たちの妃を決める催し。全国各地から名家の娘たちが集まり、選抜される。
「、、、、今回の雪花はつまらんな」
「ええ、何しろ形ばかりの皇子方のですからね」
ひそひそと話すのは陸太監と浪太監。