鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜

「っていくことがあった。もしかしたら、ちょっと記憶残ってたかな?」


「ううん。……お、思い出したかも、ハルと出会った時のこと。」


「え?」

無意識に声が出た。でも、あんなに体がハルとの事拒絶してたのに、思い出せたの?

やっぱ思い出の場所ってことが良かったのかもしれない。

「そっか。良かったね。……まだまだ、ハルを救うために、頑張ろうね。」

「うん……!」


「ズビー。」

え?なんで鼻をかんでるの?アキ。

アキの方を見る。

え?アキ鼻かんでないけど……。

反対を見ると、
「あっはると。そっかいたね。」


「なんか、凛にそ、んなことが、あったな、んて知、らなくて……。」

泣いてるからか途切れ途切れになっている言葉。

「そんなに泣かないで……。」

わたしは、背中をさすった。


やっぱ涙止まってくるよね。